先日、全く期待していなかった市の教育相談施設に行ってきました。
元勤務先の社長が、息子の不登校解決のために仕事を辞めたいと言った私の為に、「一度相談してみてほしい」とわざわざ役所で情報を聞いてきてくださった。
本音では、行ってもネットに溢れている情報しか手に入らないだろうと思っていましたが、何事も行動してみることは大切なので行ってみました。
教育相談 児童心理カウンセラーとの面談
なぜ相談に来たのかを聞かれて、正直に子供の不登校で気持ちが滅入り仕事を辞める決断をしたが、引き止められており、不登校解決に向けて社長が動いてくださったので…と伝えた。
半分嫌々?感が見えたのか、ここに来られる方はどうにかしたいと来られる方が大半なので、と言われてしまいました。
もちろん私も不登校をどうにかしたいと思っているので、今までにも(不登校になる前の問題行動の数々について)カウンセリングを受けてきたこと、具体的にアドバイスいただいたことはやっているつもりであること、私がただ単にそっと放っておくこと(見守るってやつ)ができない性格で、体当たりしてけがや気持ちが疲れることをお話ししました。
発達障害検査を受ける⁈まさかの回答と衝撃
育てにくい、難しいお子さんのようですね。とはっきり言われました。
そうなの?!と衝撃を受けてしまいました。
確かに姉と比較すれば、それはもう手がかかってかかって仕方ない、と思っていましたが、男の子はこんなもん、って言われたらそうか…って思いますよね。
自分の子供だから、育てにくい難しい、なんてネガティブに思ってしまったら自分の責任のような気がして、たちまち自信が無くなるので薄々わかっていたものの蓋をしていました。
そして勧められたのは、発達障害検査でした。
発達障害への偏見に気付く
何となく発達障害なんてみんな多かれ少なかれ持っているものだけど検査しないから気づかないだけなんじゃないかと思っていました。
ただ息子に発達障害があるとか、調べる検査するなんてことは全く考えていませんでした。
発達障害は誰もがある、と思っていたはずなのに、実際はどこか遠い存在だと思っていることに気付きました。
そうか…やっぱりそうなのか。ここまで言われてしまったら検査してはっきりさせたほうが良いに決まってます。
もし何らかの障害があって、子供の特性を知ることで対策がとれれば現状から抜け出せるかもしれない。
もし何もなければ、それはそれで、現状維持なだけ。病院へいけば詳しく検査してもらえるので、はっきりとした障害判定や細やかな対応ができると言われましたが、息子と一緒に生活していて、そこまで彼が生活困難な状態だとは思わないので、まずはすぐに施設内で出来るという検査を受けさせることにしました。
市の施設なので、相談も2か月ほど待ち、検査も1か月ほど先で、退職日には間に合わないので、退職することに変わりはありませんが、無料で検査を受けられ何らかの進展があるかもしれないきっかけを頂いた社長に感謝です。
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