見守るって何だ? 子に合わせた対応はネットには無い、会話が何より大切!

握手 トンムゴンの日常
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息子が不登校になって、ネットを探り出すと、色んな事が書かれています。的確な解決方法なんて物は正直どこにもないのですが、多くの専門家と言われる方やカウンセラーという方々は、今は休ませましょう、とか見守りましょうと言われています。

ですが、私は休ませるとか、見守るということには、どうしても納得できませんでした。
確かに1日くらいなら休ませても良いとは思いますが、それ以上休ませてしまっては、自分だったら余計に行きたくなくなるし、逆に行きにくくなるし、行かなくても良いんだったら行かないよ、って思うと思うんです。
なのにとても多くの不登校の話題には、充電が必要です、とか、行きたくなったら自分から行きますから、みたいなことが書かれています。
なんでそう思うの?

 

明らかな問題の先送り

なだけではないですか?

私は専門家でもカウンセラーでもないですが、普通に社会生活を送る中で、仕事に行きたくない日なんてザラにありますし、学生時代に学校に行きたくない、なんて日もたくさんありましたが、休んでいいんですか?1週間、2週間、そこから何年と、休めば行きたくなりますか?

職場だったら、病欠等の正当な理由もなく、なんとなく行きたくないから、なんて理由で、2日も休めば行き辛い事この上ないと思います。

学校と仕事は違うのかもしれませんが、毎日行くってことは、行かなければならない、か行ったほうが良いか、の差はあっても大まかには行かなければならない、として捉えてみんな、行くものだと思います。頑張っています。

行ったほうが良いということを、行かなくても良い選択肢があると捉えてしまうと、行けなくなってしまうと思います。人間楽な方に流れていきませんか。

ましてや子供、まだ未熟です。

サボりを覚えてしまって、さらにそれが許されているとなれば、休めば良いって考えからどうやって抜け出せるんでしょうか。

 

 本人の中ではサボりではないのかもしれません

きっと、きっかけとなる何か嫌な出来事や、原因があって、学校へ行きたくないと思うのだと思います。ただ、その嫌な出来事を解決する方法を考えることすらも諦め、相談することもせずに逃げ、それを何日も何ヶ月も続けるということは、もうただのサボりだと私は思ってしまいます。
ただ、本人はそうすることしか出来ないと思い込んでしまっていて、それをサボりだとは思っていないかもしれません。

ですが、やっぱり原因を追究してはいけない、とは言え、単に休ませましょう、見守りましょう、ではサボること、逃げることが最善策だと思い込んでしまうのではないかと思います。それでは何も変わらないのは明らかだと思います。

 

親は子供の問題を解決できない

それは以前にも書きましたが、その通りだと思います。
【親を辞めたい】不登校が続く子供をもつ親の気持ちへの対処方法

子供自身が学校に行こう、と思えなければ、無理やり行かせても他の場所で時間をつぶして帰ってくるだけでした。
だから見守るしかないんです、ではないです。

明らかに学校環境に問題があって、息子自身の問題ではないのであれば、息子の考え方を変えようとする必要はないですが、そうでないならば、自分の問題を自分で解決することが出来るようになってもらわなければなりません。

不登校を自分で乗り越えてもらうために、見守ってなんていてはダメだと思います。
理由なく休ませても良いとは思いません。嫌なことから逃げているだけではダメです。
自分の問題点を必死に考えさせ、言語化出来るように、追い詰めるではなく、探り当てるような会話をとにかくすることが必要だと思います。
話しているうちに腹が立って喧嘩になることもしょっちゅうですが、気持ちのぶつかり合いから素直な気持ちが話せるようになることってあると思います。
見守ってなんかいないで、刺激してはいけないなんて怖がらずに、コミュニケーションをとることが出来る環境にしておくことが大切だと私は思っています。

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