【不登校解決に向けて】やってみたこと 環境、自己肯定感、友達について

学校
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息子が完全不登校になって3か月が過ぎようとしていました。

不登校生活1か月を過ぎたころから、このままではいけない。何かを変えなければ。そう思っていましたが、息子に話をしたところで、何も変わらず、生活を変えるしかない、と思った私は仕事を辞めることにしました。私が日中家にいないことで、息子が家で一人、誰に何を言われることもなく快適に生活できるから、学校に行きたくなくなるってこともあるんじゃないかと思ったんです。学校に原因があって行きたくなくなった、で休んでみたらめっちゃ快適だった。だからサボろう。ってなっている。そこをまず止めさせたかったんです。

家を徹底的に快適じゃなくする

子供の居場所がなくなるから、良くない。って言われてしまうかもしれませんが、快適な居場所は自分で作るものだと思っていたので、ちゃんとやるべきことをやっていれば必然的にどこだって居心地の良い場所になっていくものだと思います。

すべきことを何もしないでダラダラ過ごすことが出来る=安心できる場所、ってのはなんだかずれている気がします。

今までは本人が困るんだから、いつかは気が付いて勝手にするだろうとほぼ口を出しませんでしたが、いつまでも気が付かず、困ったままで不登校になってしまった…

そう感じたので、徹底的に口を出して、ゲーム関係は取り上げ、ダラダラしていたら、そんな時間があるなら勉強しなさい、手伝いしなさい、動きなさい、といちいち指示を出し、自由は何もしない者には無い!とばかりに口うるさく言いました。

これが良かったかどうかは定かではありません。単に私が取り組んだことの一つです。

自己肯定感について考える

自己肯定感を上げる、これは簡単なことじゃありません。母親である私自身も高いわけじゃないし、うわべで褒め倒すのもおかしいし、自分は何をやっても出来るはずが無いと思い込んで決めつけてしまっている者に、出来るから頑張れ、と言ったところで届きません。

毎日、怒り倒している私に何を言われても素直に聞き入れられるわけもないので、他の誰か息子に影響力のある人が言ってくれれば良いですが、そんな人も簡単にはいません。

だから私は本に頼りました。動画やゲームなんかが息子にとってはとっつきやすいでしょうが、電子機器を与えてしまっては本末転倒なので、ここは簡単に読めるような小学生向きの本だと思いました。

反抗や、照れもあって私が買った本なんて読まないかもなぁ、とは感じつつも勝手に買って面白いから読んでみ、と渡しました。
今までも何冊か読んで欲しいと思う本を勝手に買って渡していましたが、まあ読みませんでした。

でも下の本は小学生向けということもあって、難しくなかったのかすぐに読んで、ここが響いた、これはその通りだと思った、と付箋を何枚も貼って持ってきて解説してくれたので、何らかの影響はあったのだと思います。

YouTuberが書いてらっしゃる本というところも、息子に興味を持たせた一因かと思いますが、何より元デブの不登校という同じ境遇の経験者というので、それも良かったのだと思います。

 

何が何でも学校には行け!学校はプラスになるか?

毎朝とにかく学校に行くように起こし、説得を試みました。
それこそ登校拒否初期のころは原因がわからず、一方的に行け行け言うだけじゃ意味が無いと思って、行きたくなるまで行かなくて良い、と言ったこともありました。

学校に問題がある場合はその対処は間違いではないと思うのですが、本人に問題がある場合、待っているだけでは何も変わらないです。本人が相当強く変わりたいと思えれば良いですが、うちの場合は何もせずにただダラダラ。家にいても自主的に何かをすることはありませんでした。

ならば家にいてもただ時間の浪費をしているだけで、得るものも何もなく、人生において貴重な中学生時代を無駄にしてしまうだけだと淡々と説明しました。

学校に行かなくても、勉強は出来ます。今後生きていく、ということだけを見た場合にはさほど影響もないとも思います。

ただ私自身が今、社会で、生活している中で、一番厄介だと感じていること、「人間関係」が嫌でも付きまとってきます。

その人間関係対処スキルだけは学校に行くと行かないでは、差が出ると思います。
不登校の子供が集まっているフリースクールのような場所でも良いのかと思ったりしましたが、まだ多種多様な子供の中での生活を頑張ってみる必要があると思ったので、細かい理由の説明はほどほどに、とにかく学校へは行け!と言い続けました。

不登校でも友達の影響は多大

この記事にも書きましたが、息子が学校へ行ってみようと思ったのではないかと思うきっかけがありました。
友達です。
息子曰く唯一の友達です。その友達と話す機会を偶然ではありますが、私がとった行動から、たまたま会えたことがきっかけとなって、その子のために行ってみようと思えたんだろうなと思っています。
嫌な学校というイメージの中でも、誰かが自分を理解してくれるなら、行きやすくなるのは想像できると思います。

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